高橋玄一郎詩碑

住所松本市浅間温泉3-21-1[地図]
 神宮寺

説明

春愁 遠くなだれて散り止まぬ雪解(ゆきげ)の終夜(よもすがら)…
灯に打つ藁の手の暈(くま)ゆれて隔(き)里ゆくものよ
肌にしめりのしづかに移り来る涓滴(しずく)に臥(い)ね
ああ胸の掌(て)の心臓(ヘルツ)に秘め運行(ゆきき)する歌章(アリア)よ  

玄一郎

本名は小岩井源一。浅間温泉香蘭荘主人。リアンの詩人で前衛的な詩造型を求め、長野県詩人協会会長を務める。
文学全集5巻がある。村政にも貢献し昭和22年第13代村長になる。


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