御射神社

住所松本市浅間温泉(大字) 854 [地図]

説明

文治2年(1186)吾妻鏡(あずまかがみ)にある古社で浅間社と呼び浅間郷(本郷六か村)を社領とする大社で、神宮寺を持ち正応5年(1192)には円空が写経を奉納している。 

建武2年頃(1335)浅間郷の地頭赤沢氏が諏訪より御射神社を勧請(かんじょう)し後に、御射神社春宮と呼ばれるようになった。

古代の祭神は山ノ神であったが、後に諏訪大社と同じ祭神となった。 
現在の社殿は明治28年の再建で、本殿は神明造りになっている。 

例大祭の松明(たいまつ)祭りは虫送りの行事から発生したもので昼の押鉾((おしほこ):神輿)で神を送るのが主体であった。


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